泉南市財政ウォッチ 第6弾:指標2「有形固定資産減価償却率」、報告書の実績値は令和5・6年度で71.8%のまま変わらず

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gikai.shizuku.netの財政資料を読み解くシリーズ第6弾。第5弾では、令和7年度行政評価結果報告書「本文」編の記載から、施策23「行財政運営」の指標2「有形固定資産減価償却率(資産老朽化比率)」の実績値が、令和5年度・令和6年度いずれも71.8%という同一の数値になっている、という事実を確認した。第6弾は、同じ数値が報告書「総合」編の表にどのように記載されているかを、指標1「経常収支比率」の表と比較しながら確認する。

「総合」編の表:指標1は年度ごとに異なる実績、指標2は同一の実績

令和7年度行政評価結果報告書【総合】の施策23のページには、指標1・指標2それぞれについて、令和5年度(R5)から令和14年度(R14)までの目標値・実績値・達成率・達成度を並べた表が掲載されている。令和5年度・令和6年度の欄に記載された数値は次のとおり。

指標1「経常収支比率(過去3年間の平均値)」
令和5年度:目標95.3、実績97.3、達成率97.9%、達成度A
令和6年度:目標95.3、実績99.1、達成率96.2%、達成度A

指標2「有形固定資産減価償却率(資産老朽化比率)」
令和5年度:目標64.1、実績71.8、達成率89.3%、達成度A
令和6年度:目標64.1、実績71.8、達成率89.3%、達成度A

指標1の実績値は令和5年度97.3から令和6年度99.1へと変化しているのに対し、指標2の実績値は令和5年度・令和6年度とも71.8で変化していない、という事実がある。達成率・達成度も指標2は両年度とも89.3%・Aで同一である、という事実がある。

指標2の基準値・目標値欄の記載

同じ表の指標2の基準値・目標値欄には、次の記載がある。

基準値(R3)69.6%
目標値(R14)大阪府内市町村の平均値(前年度)を目標値とする(各年度の数値が発表されるまでは、暫定的に令和3年度の数値を目標値とする。)実績値は、直近の令和4年度数値とする。

「実績値は、直近の令和4年度数値とする」という文言は、第5弾で確認した令和6年度報告書「本文」編の記載と同じ文言である、という事実がある。

広報せんなんに記載された令和6年度決算の実績

広報せんなん令和8年2月号(第728号)の財務書類特集には、次の記載がある。

有形固定資産減価償却率(資産老朽化比率) 70.2%(71.8%)
( )は前年度の数字

この記載は、令和6年4月1日~令和7年3月31日(令和6年度決算)を対象とする財務書類を基にしたものである、という事実がある。広報に記載された令和6年度決算の実績70.2%は、令和7年度行政評価結果報告書に記載された令和6年度実績71.8%とは異なる数値である、という事実は第5弾で確認した。広報に記載された前年度(令和5年度決算)の実績71.8%は、報告書の令和5年度・令和6年度いずれの実績とも一致する数値である、という事実がある。

一次資料

指標1は年度ごとに実績値が更新されているのに対し、指標2の実績値は令和5年度・令和6年度で同一のまま据え置かれている。この違いは、どのような理由によるものだろうか。

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